SSブログ

「光」土居伸光さんのお話 [講演会]

「光」土居伸光著 この本は「どんなことにも揺さぶられない心の自立」を テーマにした小説です大親友の葬儀に参列した主人公の神田に、 後日、その娘さんからメールが届きます。 そこには、葬儀の間中、彼が不思議な微笑みを 絶やさなかった理由を教えて欲しいと書かれていました。 神田は、7年前妻を亡くし四十九日の済んだ時に、 誰にも話せない、言葉にも出来ない、 不思議な経験をしたことが、微笑みの原因であると 語り始めます。 神田は、その経験以来、世の中には 「本当の苦しみ」と「本当ではない苦しみ」があることを 知るとともに「心のフィルター」が、 どんなことにも揺さぶられない心を作れることを知るのです。 その「心のフィルター」とは、4つの考え方であると 書かれています。 1》偶然はない。人としての成長に必要なことはすべて必然。 2》未来の不安に生きない。今を生きる。 3》被害者意識を持たない。 4》自分の考えや価値観を掴まない、囚われない。 人間はいつまでも生きていると 大きな勘違いをしながら日々暮らしている。 それが「今を生きる」という最も大切なことを 人の目を曇らす最大の原因だ。 「死」を意識しない「生」は 外からの刺激(自分の思いどうりにならない出来事)に 出会うと、心が脆くも簡単に折れてしまうものだ。 「死」を強く意識してこそ、日々あらゆるものに感謝し、 人の優しさを受け入れ、自分も人も思いやる本当の優しさが 身につくものだと思います。 巷に溢れる「啓発本」といわれる本は、 どうしたら楽に生きれるかを説いている。 どうしたら楽に仕事ができるのか、 どうしたら楽に金もうけができるのか、 どうしたら楽に自分の望むものを手に入れることができるのか。 本当の「啓発本」は、このようにエゴに 満ちたものではけっしてない。 魂の底から沸き起こる、元気・やる気・本気といわれる 「気」が充満し、誰かの笑顔が見たいのみで 行動に結びつく本のことをいうのだ。 そういう意味では、いま本当の啓発がとても必要な時代です。
IMG_2013082440619.jpg
上記の文章は「光」の紹介文を読書のすすめさんのホームページより抜粋させていただきました。
先日、この本の著者、土居伸光さんの講演会に行ってまいりました。
私はこの「光」という本に大変感銘しました。
土居さんのお話は何度聞いても心に響きます。
私がまとめた文なので、伝わりにくいところがありましたら、申し訳ございません。
土居さんは全国を講演会をしてまわっておられます。このことをブログにのせることも快く了承くださいました。
とても心あたたかな素敵な方です。
この文が、土居さんの思われるように、どうかどなたかのお役に立てますことを心から願います[ぴかぴか(新しい)]



土居さんのお話

「光」のもとになっているのが実話を本にした「スマイル」
サンフランシスコ大地震を経験し、40歳からでも人生をやりなおせると直感で思い、当時勤めていた会社を辞めた。(90年7月)

実は、結婚した当初から奥様は乳がんだったが、12年後の会社を辞めた後に再発。
そのあと、乳がん→肺がん、血液にも転移していて手の施しようがなく、余命は半年と医者に言われた。
入院しても意味がないので、軽いガンと嘘をついて治療をつづけた。
余命宣告の半年すぎ、奥様自身もおかしい?と勘づいていたので、奥様に本当のことを告げた。
奥様は1~2週間落ち込んだがどうせ助からないなら病院の治療を受けないと決めた。(検査は受けるけど抗がん剤治療はうけない)病院側はどうせ助からないからあっさりと承諾した。
それから、いろいろな集まりに参加したら、ガンではないけど病院から見放された日とがたくさんいることがわかった。宗教や霊能者など頼れるものはなんでも頼ってみた。

「行動すれば新しい環境が用意される」というのは実体験だった。

寺山心一翁(てらやましんいちろう)さんとの出会いから
寺山さんの講演会に行き、穂高の養生園という人間のもっている自己治癒力を高めるのを実践するところと出会った。(玄米菜食や温泉、山の中をマラソンしたりヨガなどをするところ)
現代医学では治らないものを抱えている人たちの集まりだった。
病気を治すには、いい空気を吸って、良い食べ物(有機野菜など)を食べることが大事だとわかった。
当時、ガンにおかされていた妻の右側がどす黒かったのが、良い空気を吸って良い食べ物を食べたら、肌の色を取り戻してきた。同じ環境の人たちと話すことで彼女の心も変わって行った。

「行動すること」→必要な情報はくる。
余命の6ヶ月がすぎた時に彼女の中で生かしていただいていることに感謝を示すようになった。
偶然はない。
ガンは私がつくったもの。
ガンと共生している人がいる→やっつけなくていい。共生していけばいい。
良いことも悪いことも偶然なくおこるということ、自分を成長させるためにおこったことだったんだということをを認めて受け入れてから、彼女の心は変わっていった。
ガンを遠ざけていたものがガンを受け入れたことで変わっていった。
不幸を受け入れたことで笑顔がみえた。不平不満をいっさいいわずニコニコしていた。

過去の後悔と未来の不安に生きない。
会社を辞めて妻のガンがわかった当初は過去の後悔にばかり生きていた。
自分を責めた。
彼女が変わったと同時に亡くなるまでの3年間金はなくなっていったけど不思議と未来の不安がなかった。
ただ「彼女を生かしたい」という想いだけだった。
不思議とお金に困ることはなく、まわっていた。

加害と被害の間に無害がある。
加害と被害を受け入れることで無害になった。
ら行の受身形で裁判所や警察がある。「ぶつけられた」「やられた」
ガンに「していただいた」おかげで色々なことに気づいたという気持ちに妻は変わっていった。
嫌なことを肯定的に転換していくと心が変わる。 怒られた→怒っていただいた。
嫌な出来事がそんなにいやではなくなってくる。

楽と苦の間に本当の悦びがある。
楽の中から苦をとりのぞこうとすると、いつまでたっても問題は解決しない。別の問題がでてくる。
楽しい、苦しいはただおこっている現象にすぎない(自分の嫌なところを見せてくれているだけ。)

偶然と必然の間に自然がある。

夢や希望と辛い現実の間に矛盾がある。
矛盾をどう工夫するのか、創造性のところ。
夢を現実にあわせない。夢は夢で高い位置においておく。

最初からうまくいっている経営者はいない。落ちることのない人生は何の力もない。

落ちたところが自分自身とたたかうところ。上がっていった時にどうやって自分をマネージメントするのか。
このことがわかってから彼女から笑顔がでて夫婦で死の話を共有できるようになった。

*本当の問題(苦しみ)は発見するもの。発見しない問題はいつまでも繰り返される。
 すべての問題は自分の中にある。これを認めるか認めないか。
 一番嫌なことに面と向かっていく。

*「楽に生きたい」と願う人は苦しみを見ない人。「生きるのが楽」になるのは苦しみを認め受け入れることによって得られる。

*人はしたいことしかできない存在。したいことができないと考えている人は弱い存在。

*他者とたたかうな!たたかう相手は自分自身。

*固定観念にとらわれない。

最後に。
土居さんの奥様はガンを克服してお亡くなりになりました。
骨を火葬場で焼いたあとに「死因はなんですか?」と聞かれ「ガンです」とこたえたら「そんなはずがない!ガンの人の骨はボロボロです。こんなに綺麗な骨はガンであるはずがない!」と言われたときにガンを克服したと確信されたそうです。亡くなる半年は痛みもなくずっと笑顔だったそうです。

面白い本屋さん「読書のすすめ」
http://dokusume.com/modules/store/

「光」
http://dokusume.com/modules/store/index.php?main_page=product_info&products_id=3947
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9月のイベント\(^o^)/ ”月・水限定動物ストラップ”体験人気です♪ ←わんちゃん体験人気です♪
”泡あわ金魚体験” 「お月見」ワークショップ♪募集中です\(^o^)/

http://askusatonbo.blog.so-net.ne.jp/2013-08-04

「教室おためしコース」はじまりました\(^o^)/
http://askusatonbo.blog.so-net.ne.jp/2013-05-18

http://www006.upp.so-net.ne.jp/asakusatonbo/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0