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勾玉 [その他]

私は近ごろ、とんぼ玉の歴史を探求するのが面白くなっています。
とんぼ玉の発祥は、最新で紀元前3500年くらいの西アジア・メソポタミア文明とわかったそうです。
日本にガラス製品が入ってきたのは紀元前3世紀くらいで、そのころのものはすべて輸入品だったとのこと。日本国内で作られるようになったのは7世紀後半の飛鳥時代からとガラス玉研究の方に数年前に伺いました。
日本のとんぼ玉は仏教との関係が深く、仏像の耳についていたり、装飾品としてついていたりすることがあります。私はそこにどのような物語があるのかを調べていきたいなと思っています。
もしかしたら、とんぼ玉がついているかな?と、特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を観にいきましたが、今回はついていませんでしたが、素晴らしい仏像の数々に感動しました。
こちらは写真可能ゾーンでの写真です[ぴかぴか(新しい)]
IMG_1178.jpg 国立博物館内に、勾玉の展示のポスターが貼ってあり、翌日、江戸東京博物館へと足を運びました[るんるん]
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勾玉を特集した展示で、とんぼ玉の歴史を学んでいる私にはとても良い展示だと思いました。 勾玉は日本独自のもので縄文時代が発祥だそうです。
天然石で作られているものが主流でその後ガラス製のものがでてきました。
ガラス製の勾玉をみると弥生時代とあったので、あれ?と思いました。
勾玉は日本独自のもの。日本で国産でガラスを作りだしたのは飛鳥時代から。
どうしてかな?と思いました。そうしたら、幸運にも案内係の方がいらしたのでお聞きすることができました。
朝鮮から入ってきたガラスを鋳型に入れて二次加工をして作っていたそうです。
なので、ガラス製の勾玉のわが国での発祥は二次加工したものだと弥生時代ということになるというお話でした。

また、このようなとんぼ玉を雁木玉(がんぎたま)というのですが、その由来もお聞きすることができました。
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私が調べた時は建物の様式に雁木というのがあり、それかなと思っていたのですが、案内係の方によりますと、鳥のガンが飛ぶ様子という意味もあるそうで、要はギザギザやナミナミしている玉をいうそうです。

当時、勾玉を作っていた時の様子(館内はフラッシュをたかなければ撮影OKでした。) IMG_1184.jpg

発掘された勾玉
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この展示の本もでていたので、読むのがとても楽しみです[グッド(上向き矢印)] IMG_1186.jpg
また新たなとんぼ玉の歴史がわかり、とても幸せに思いました。

とんぼ玉の玉=魂という意味もあり、古くから大切にされてきました。
先人達のつくってきたガラス玉の歴史を学ぶごとに神聖な気持ちをいただきます。
私も先人達の神聖な気持ちを受け継ぎながら制作をしていきたいなと思いました[ぴかぴか(新しい)]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 11月23日(金・祝)親子で参加できるクリスマスリース体験 https://askusatonbo.blog.so-net.ne.jp/2018-11-01 クリスマスリース 2.jpg

とんぼ玉に紅葉を映し出してみませんか[グッド(上向き矢印)]

秋のとんぼ玉体験 紅葉とキノコはじまっております[グッド(上向き矢印)]
https://askusatonbo.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13

雪だるま体験[グッド(上向き矢印)]
https://askusatonbo.blog.so-net.ne.jp/2018-10-22

クリスマスとんぼ玉体験始まります\(^o^)/
https://askusatonbo.blog.so-net.ne.jp/2018-11-11

浅草とんぼ玉工房
http://www006.upp.so-net.ne.jp/asakusatonbo/index.htm
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