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勾玉 [制作]

勾玉(まがたま)とは日本最古のとんぼ玉といわれています。
三種の神器のひとつでもあります。

伊勢神宮のサイトより
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は御孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を降して、この葦原中国を治めさせようとされました。その際に瓊瓊杵尊は大御神から八坂瓊勾玉・八咫鏡・草薙剣(くさなぎのつるぎ)を賜りました。これは三種の神器と称され、皇位継承のシンボルとして代々伝えられることになります。

とあります。
この八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)は天然石だと思います。
天照大神が瓊瓊杵尊に自分の光を思い出すようにという意図で渡したと古事記の本で読みました。

勾玉の形には様々な説があります。
ウィキペディアより
「形の由来」の説として、以下のものがある。他にも幾つかの説があり、なにが由来となっているか、そもそも一つのものを由来とするのかもよくわかっていない。
動物の牙で作った牙玉を基とする説
胎児の形を模したとする説
魂の姿を象ったとする説
巴形を模したとする説
月の形を模したとする説
形そのものに意味があったとする説
破損した耳飾を再利用したとする説

いずもまがたまの里伝承館より
勾玉の不思議な形は頭の部分が日(太陽)を表し、尾の部分が月を表しています。 この太陽と月が重なりあった形は大いなる宇宙を崇拝していたと思われます。 そして穴には祖先とのつながりを持つことにより、我が身に降りかかる邪気・邪霊から身を守り、その恩恵を受けたとされています。

とあります。
他にも陰陽説もあったりします。
勾玉が日本人に人気なのは、私達日本人のDNAの遥か彼方昔の記憶をどこかくすぶるものが何かこの中にはあるのかもしれません。

この形にパワーが宿るのではないかとか(笑)勾玉というだけで不思議な力があるのではないか(笑)とか様々な説がありますが、あるのかもしれないしないのかもしれず、商売文句かもしれませんし(笑)私にはわかりません(笑)

私は出雲へ旅行へ行くまではさほど勾玉に興味はありませんでした。
出雲へ行き、勾玉を知れば知るほどにその神聖さを感じ作りたくなり作っています。

勾玉が日本で作られだしたのは1世紀くらいといわれています。
日本では紀元前3世紀にガラスが入ってきましたがその頃はすべて輸入でした。
国産で作られだしたのは7世紀後半からになります。
勾玉は日本ならではのものなのにどうして1世紀?という疑問がありました。
勾玉展に行った際にキュレーターの方に伺うことができました。
輸入したガラス玉を作った型に入れて焼いて作りはじめたそうです。それが1世紀とのことでした。
なので半分輸入、半分国産ですね(笑)

現代ではステンレス棒に巻きとって作っていきます。
動画を撮影してみました。
バーナーの温度が1000度あります。
ガラスが溶ける温度は600~700度です。きなりがらすを使用しています。
本当は手元だけにしたかったのですが、なかなか難しく、これからいろいろ試してみます。
ミニ勾玉の制作風景です。
インスタグラムは1分しか動画をアップ出来なかったので(やり方がわかりませんでした。)最後の最後が途中で切れていてすみません。動画のアップ方法も覚えて行きたいです(笑)
https://www.instagram.com/p/B_CEEKXg6eC/?utm_source=ig_web_copy_link

写真の左側が通常作っている大きさの勾玉です。右側が今回動画で作ったミニ勾玉です[るんるん]

IMG_3406.jpg

ここ数年、勾玉を欲してくださる方が多いように思います。
特に今時期はなんとなく勾玉を作りたくなり、祈りを込めていろいろな色で作っています。

どうか皆様の御心が安らかになりますように心を込めまして[ぴかぴか(新しい)]

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Creemaにて作品を販売しております。よろしかったらのぞいてください。
https://www.creema.jp/c/asakusatonbodama


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